簿記とは?簿記3級初心者向けに基本と流れをわかりやすく解説
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簿記の勉強を始めると、「そもそも簿記とは何をするものなのか」「何のために取引を記録するのか」と疑問に思うかもしれません。
ここでは、簿記の基本的な考え方と、日々の取引を記録して財務諸表にまとめるまでの流れを、具体的なビジネスの例を使ってわかりやすく解説します。
最初からすべてを完璧に理解する必要はありません。まずは簿記ではどのようなことを学ぶのか、全体像をつかむことを目標にしましょう。
最初から簿記を100%理解しなくても大丈夫
簿記3級の学習を始めたばかりの段階では、これから登場する内容をすべて理解したり、覚えたりする必要はありません。
これから問題を解きながら、簿記のルールや考え方を少しずつ使っていくことになります。
わからないところが出てきたら、その都度基本に戻って確認すれば大丈夫です。
まずは、
- 簿記とは何をするものなのか
- どのような取引を記録するのか
- 最終的に何を作るのか
といった簿記の全体像をなんとなくつかむことを意識しましょう。
学習を進めてから最初の内容を振り返ると、はじめはわからなかったことも理解しやすくなります。
簿記とは?
簿記とは何かを理解するために、簡単なビジネスを例に考えてみましょう。
あなたがパソコンを販売する通販サイトを立ち上げたとします。
まず、販売するパソコンを120,000円で仕入れました。
そして、そのパソコンに30,000円の利益を乗せて、150,000円で販売しました。
その後、
- 販売代金150,000円を受け取る
- 仕入代金120,000円を支払う
- 通販サイトの運営費10,000円を支払う
といったお金の動きが発生します。

このように、事業を行っていると毎日のようにさまざまな取引が発生します。
たとえば、
- 商品を仕入れる
- 商品を販売する
- サービスを提供して代金を受け取る
- オフィスの家賃を支払う
- 水道光熱費を支払う
- 従業員に給料を支払う
といったものです。
こうした、日々の事業活動を記録し、最終的に「会社がどのくらい儲かったのか」「財産はいくらあるのか」といった事業活動の結果をまとめるまでの一連の手続きが簿記です。
簿記では取引を帳簿に記録する

会社や個人事業で発生する取引は、そのままにしておくのではなく、「帳簿」に記録していきます。
帳簿とは、事業で発生した取引を記録しておくものです。
先ほどのパソコン販売の例であれば、
- パソコンを120,000円で仕入れた
- パソコンを150,000円で販売した
- 運営費を10,000円支払った
といった取引を記録していきます。
簿記3級では、このような取引を決められたルールに従って記録する方法を学んでいきます。
記録した取引から財務諸表を作る
簿記では、取引を記録するだけで終わりではありません。
帳簿に記録した内容を集計し、最終的に**「財務諸表」**という形にまとめます。
財務諸表を見ることで、
「どれだけ儲かったのか」
「財産がいくらあるのか」
といった事業の状況を把握できるようになります。
つまり、簿記の大まかな流れは、
日々の取引を記録する → 記録を集計する → 財務諸表にまとめる
というイメージです。
なぜ「簿記」という名前なの?
「簿記」という言葉は、帳簿に記録することに由来します。
簿記3級では、この帳簿への記録方法を学びながら、最終的に財務諸表を作るまでの流れを理解していきます。
最初は聞き慣れない言葉が多くても問題ありません。
これから実際に仕訳などの問題を解いていくことで、簿記の仕組みが少しずつつながっていきます。
まとめ
簿記の学習を始めるうえでは、まず次のポイントを理解しておきましょう。
- 簿記は、日々の取引を正確に記録するための仕組み
- 商品の仕入れや販売、家賃、給料など、事業ではさまざまな取引が発生する
- 発生した取引は帳簿に記録する
- 記録した内容を集計して、最終的に財務諸表を作る
- 財務諸表によって「どれだけ儲かったか」「財産がいくらあるか」を把握できる
この段階では、細かいルールを暗記するよりも、**「取引を記録し、それを集計して財務諸表にまとめるのが簿記」**という全体像を理解しておくことが大切です。
